スペルガー症候群や自閉症は人格障害なのか?治療して治るのか?

こんにちは ADHDのダイスケです。

アスペルガー症候群や自閉症は人格障害なのか?治療して治るのか?

私の身近な家族の中で、全くコミュニケーションが取れない人がいます。私の父親です。

僕の父親はもしかしたら人格障害なのではないか?と思う事があります。

自分の父親の事を悪く書いているのでこの記事を読んでいる方は気分を悪くする方がいるかもしれませんが、まぎれもなくこれは事実です。どうか気分を悪くしないで読んでください。

私の父親はコミュニケーションが全く取れず家族の中で孤独

自分以外の事は全く無関心

私の父親は家族の中でも孤独で話をしようとせず、息子である僕に対して全く無関心です。私が幼いころから、父親に気にかけてもらったという記憶が全くありません。全部母親にまかっせっきり。話しかけられたという記憶もわずかしかありません。

私が学生だったとき、普通の父親なら「就職できそうか?」とか、息子の事が心配になり話しかけますが、私の父親はそうい事は一切ありません。

普段は全く無口 ただ黙って座っているだけ。しゃぺるとうまく言葉が出てこない

私の父親は普段は全くの無口です。私が家に帰ってきても「お帰りなさい」等という言葉は一切いいません。挨拶もありません。
そして、食事は家族3人(私、母親、父親)の3人で取りますが、私と母親はテレビの話題など会話が弾むのですが、父親一切会話に加わらず、言葉を発しません。ただ黙っているだけです。

そして吃音症です。つまり何か言葉を発するときどもってしまいます。言葉がスムーズに出てこないのです。

言葉を発するとどもってしまうし、自分で自分が何を言っているのか分からなくなってしまうらしく、何か言いかけたと思ったら突然黙ってしまう。

うちのおやじは、家族とさえも「おはよう」といった挨拶ができず、電話もかけれらません。

本人にとってはうまくしゃべろうと思ってもうまくしゃべれませんのでとても恥ずかしい事だと思ってしゃべらないで黙っているのではないでしょうか

本人にとっては辛い事なんでしょうが、ただ黙っているだけで、本人の意思が全然伝わってこないので、家族としてはとても困ってしまいます。

会話が一方通行

そして、父親の趣味は盆栽なんですが、誰も聞いていないのの自分の趣味の話を延々と話し、会話が一方通行で話のキャッチボールが出来ません。

普段は全く言葉を発しないのに、盆栽の話になると夢中になって、得意になって話します。

父親は家の前に盆栽を飾っていますが、通りすがりの郵便配達員などが、盆栽をいじっているおやじに「盆栽いいですね」等と声をかけると得意になって盆栽の話を一方的に話し続けます。相手はただ聞くだけで、会話が成立していません。まるで演説です。

全く空気を読めない。想像力が働かない

全く空気を読めず、その場の空気をわきまえない行動が目立ちます。先日も、夕食時、汚い話だが夕食を食べ終わったあと、入れ歯を取り出し、食べかすを取ろうした。その行為によって周りの人(といっても家族。僕と母親)がどれだけ気持ちの悪い思いをするかどうかまるで分っていない。周りの人から見れば本当に接し方に困るのです。

自分の意思表示が出来ない

また、おやじは糖尿病です。糖尿病がひどくなると食欲が落ち、みるみるうちにやせ細っていく。おやじは食事を受け付けないのだが、母親が作った食事を無理やり食って、すぐに吐きます。メシが食えないなら今日は食えないと一言言えばいいのだが、全然、、自分の意志を発することが出来ないのです。

ただ、黙っているだけです。「今日はメシが食えない」の一言が言えないのです。

自分の行動パターンがあってそれしかできない。何回言ってもわからない!

また、いつも食事の時、座椅子に深く腰掛けるのはいいが、普通は食べ物が下に落ちないように上体をテーブルのほうに近づけるが、何べん注意してもこれが出来ず、体とテーブルが離れたままなのです。人がしつこいくらい注意しても、また同じ行動を取るのです。

毎日、同じ服を着ようとします。普通の人は、その日の気分によって服を変えます。特に外出しようとするときは、人目を気にして、昨日着た服とは違う服をきますよね。それが、うちのおやじは人目には全く無頓着で、人の目の事など全くお構いなしで、毎日毎日同じ服を着ようとします。

すぐにパニックになってすぐにキレる

おやじは、本人にしかわからない行動パターンがあるんでしょうね。それが、普通の人から見ればおかしいと思うので我々家族は注意します。何べん注意しても全く改善しようとしないのでこちらもイライラして本人に対してつらく当たってしまいます。

そしたら、すぐにパニックになり、切れてしまいます。大きな声で「馬鹿で結構!」などと怒鳴り散らしたりします。

本人全く自覚はない。馬の耳に念仏

だが、本人に自覚はありません。全く暢気なものです。父親の特性はわかっているが、コミュニケーションがとりずらいので、こちらがしてほしい事にぜんぜん応えてくれないのでイライラして本人にたいしてつらく当たってしまうことがあります。

家族をはじめとして周りの人がうるさく注意しても、本人は全く行動を改める事はありません。

私の母親なんかは、おやじが全く聞く耳を持たないため、常にイライラしています。いまのところ慣れているので大丈夫ですが、そのうちにそのイライラが高じて、うつ病などを発症してしまうかもしれません。このように、アスペルガー症候群や自閉症スペクトラムの人がパートナーで、その扱いづらさで、自分まで精神的におかしくなってしまうのをカサンドラ症候群と言います。(正式病名ではありません)

私の父親は人格障害?自閉症?

私のおやじの特徴を簡単にまとめますと次の通りになります。

  • 自分以外の事に全く興味を示さない
  • 普段は全く無口
  • しゃぺるとうまく言葉が出てこない
  • 会話が一方通行
  • 全く空気を読めない
  • 自分の意思表示が出来ない
  • 自分の行動パターンがあってそれしかできない。何回言ってもわからない
  • すぐにパニックになってすぐにキレる
  • 本人全く自覚はない

私の父親の異常さは何から由来するのか?自閉症?人格障害?

こうして見てみると私の父親は相当変な人です。私は、当然、生まれた時から父親と接してきて、これは父親の性格なのではないかと思っていたのですが、私が成長して、学校へ行き、社会に出て、いろいろな人と接してきて、あそこまで人付き合いが苦手で、自分を表現できず、コミュニケーションが取れない人もなかなかいないと思います。

私は、自分自身が発達障害のADHDという事が分かって、就労移行事業所に通い、発達障害やいろいろな精神障害を持った方と接してきて仲良くなりました。そこで、発達障害や精神障害に興味を持ち、勉強しています。

そこで父親の異常さは何から由来するのだろうと思うようになりました。

いろいろ調べるうち、発達障害である自閉症か、アスペルガー症候群か、それとも人格障害なのではないかと思うようになりました。自分の父親なのに、ここまで私に思わせるのは息子として実に悲しい事なんですが、あの調子じゃ家族以外の他の人の前に出すが恥ずかしいと思います。

人格(パーソナリティ障害)について

パーソナリティ障害についていろいろ調べてみました。そしたらいろいろな種類があることが分かりました。

人格(パーソナリティ)障害の種類
  • 自己愛性パーソナリティ障害
  • 境界性パーソナリティ障害
  • 妄想性パーソナリティ障害
  • 回避性パーソナリティ障害
  •     

  • 依存性パーソナリティ障害
  • 統合失調型パーソナリティ障害
  • 強迫性パーソナリティ障害
  • 反社会性パーソナリティ障害


いろいろ調べていくうちに、私の父親の症状はひょっとしたら人格(パーソナリティ)障害の中の「自己愛性パーソナリティ障害」なのではないかと思いました。なぜなら、他の人に対して全く関心がなく、自分が好きでたまらないのではないかと思ったからです。

自己性愛パーソナリティ障害について

そこで、自己性愛パーソナリティ障害について調べました。

自己性愛パーソナリティ障害の特徴

  • 育った環境による後天的要因による
  • プライドが高い
  • 自分がとにかく大好き
  • 自分にはものすごい才能があると思い込んでいる
  •     

  • 自分は特別な存在だと思い込んでいる
  • 自分が成功するためには他人を利用してもいいと思っている
  • 自分勝手で思いやりがない
  • 他人が成功しているのが嫌で、妬んだりする


自己性愛パーソナリティ障害は生まれつきではなく、後天的のもので、育った環境により自我が病的に肥大化してしまい、誇大自己・万能感・全能感を持つようになります。

コミュニケーション能力の欠如(言語障害や言語遅滞など)、自分の行動パターンを持っているなどの独自のこだわりがあるなどの社会性能力の欠如、自分の行動が相手にどれだけ嫌な思いをさせているのかが分からないといった想像力の欠如、場の雰囲気を理解するといった空気を読む力の欠如、相手に対して共感するといった能力の欠如といった特徴も見られます。

最大の特徴は、「自分は最高だ」「自分はすばらしい」などと著しく自分を誇大し、他人から称賛されるのが当たり前だと思うそうです。また、自分に対する他人の評価をとても気にするそうです。

自分をほめてくれる人に対しては機嫌よく付き合い、自分を批判する人に対しては敵意をむき出しにしたりします。

自閉症スペクトラムの症状と特徴

次に自閉症スペクトラムの症状と特徴を表にまとめました

自閉症スペクトラムの症状
社会性の問題
  1. 他人に対しての関心が薄い。
  2. 人の気持ちや場の空気が読めない。
  3. 他人と関わりたくない、人から関わられることを嫌う
  4. 表情が乏しい
    コミュニケーション能力の問題
    1. 冗談が理解できず本気ととらえる
    2. 一方的に話す
    3. 指示が理解できない
    4. 人の表情や言葉や場を理解できない
    5. 吃音など言語遅延がある
    想像力の問題
    1. 抽象的な創造が苦手
    2. 家庭内や職場の基本ルールが分からない
    3. 会話の中で省略されていることを推測するのが苦手
    その他の問題 趣味など興味関心のあることに対しては異常なほどのこだわりを見せる

    どうやら私のおやじは自閉症スペクトラム

    自閉症スペクトラムの症状の症状をよく調べてみますと、私のおやじは自閉症スペクトラムのようです。

    自分に対する誇大はありませんし、どもる自分を恥ずかしいと思っているようです。ですから無口で、しゃべろうとしないのかもしれません。

    私の父親は挨拶一つにしても「お、お、おお、、おはよう」などと言葉がスムーズに出てこないのですが、これも私が自閉症スペクトラムについてよく調べてみて分かった特徴の一つです。

    自己性愛パーソナリティ障害の特徴である「 自分をほめてくれる人に対しては機嫌よく付き合い、自分を批判する人に対しては敵意をむき出しにする」というのはおやじの特徴に当てはまりますが。

    しかし、コミュニケーション能力の欠如(言語障害や言語遅滞など)、 社会性能力の欠如、想像力の欠如、空気を読む力の欠如、共感する能力においては、自己性愛パーソナリティ障害と共通するようです。

    自閉症スペクトラムと自己性愛パーソナリティ障害に治療法はあるのか?

    自閉症スペクトラムは、先天的な脳の中枢神経の機能障害により、見たり聞いたりした五感の情報を適切に処理し、その意味を知る能力(認知能力)の障害です。ですから死ぬまで自閉症そのものは治りません。

    自閉症スペクトラムは、幼いうちに診断がつけば「療育」によってその症状を軽減できます。

    自閉症スペクトラムの療育の名称 特徴
    ABA
    (エービーエー/応用行動分析)
    問題行動を起こすことを本人だけでなく周囲の環境にもアプローチして、周囲の人の接し方や環境を整えることによってその子の行動が望ましいものになるように誘導する
    TEACCH
    (ティーチ)
    なかなか言葉では理解するのが難しい自閉症児に、視覚化して分かりやすく伝える。
    その子がやることをスケジュール表にしたり、その子がするべき手順を絵などを用いて分かりやすく伝える
    SST
    (エスエスティー、ソーシャルスキルトレーニング
    対人関係や集団行動を上手に行える様に訓練・練習する。
    自閉症スペクトラムの子供は、言葉を理解したり、言葉で表現するのが苦手なので、絵やカードを用いて説明する。

    投薬治療によっても、自閉症そのものは治せませんが、自閉症スペクトラムが由来の二次障害(うつ、不安障害、てんかんなどの精神疾患)を軽減することができます。

    自己性愛パーソナリティ障害の治療

    自己性愛パーソナリティ障害はその他のパーソナリティ障害と同じように、自分を客観的に見つめることが出来ず、他の人から自分がどのように受け止められているのかがわかりません。

    放置していると、他の人と友好的な人間関係を築くことが出来ず、それが原因でうつ病などの重大なに精神疾患を引き起こしやすいと言われています。

    自己性愛パーソナリティ障害の人に何より大切なのは、まず本人に自覚させることです。とても難しいのですが、特別な存在でも、えらくもなんともない人間だという事です。これは素人の方には難しいので、まずは専門家によるカウンセリングを受けてみることをお勧めします。

    精神科か心療内科でカウンセリングを受け付けているので、受けてみてください

    まとめ

    自閉症スペクトラムも自己性愛パーソナリティ障害も、人間関係に重大な影響を及ぼします。幼いうちから適切な対策を行えば、症状が改善し、良好な人間関係を保つことが出来るので、対策は早ければ早い程いいと思います

    私のおやじは、生まれてくる時代が早すぎたのか、周囲の人がおかしいを思いながらも、誰も自閉症や自己性愛パーソナリティ障害の適切な知識を持っておらず、なんのサポートも受けられませんでした。ですから、幼少期から79歳の現在まで、自分の言いたいことが言えずなかなか周囲の理解を得ることが出来ずにつらい思いをしてきたと思います。

    昔ならば、職人系の仕事のたくさんあって、自閉症スペクトラムの方でも十分に立派な仕事に就くことができたのですが、現在は世の中の仕組みが複雑になって、コミュニケーションが必要な仕事がどんどん増えています。

    そのためにも、お子さんの特性をよく見極めて適切な対策を周囲の大人がして頂きたいと思います。

    大人になってからでは遅いのです。

    参考記事(サイト)

    自己愛性パーソナリティ障害って治る?治療について知ろ
    アスペルガー症候群と自己愛性人格障害の違いと対処法

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