発達障害を抱える人は依存症やうつ病等の二次障害にかかりやすい | よりよく生きるためにADHDと上手に付き合い幸せになる方法

発達障害を抱える人は依存症やうつ病等の二次障害にかかりやすい

こんにちは ADHDのダイスケです。

発達障害を抱える人は依存症やうつ病等の二次障害にかかりやすい

私は発達障害の当事者です。発達障害を抱えて生きているが故、いろいろなストレスを抱えています。まずは現在、私が抱えるストレスについて書きます

発達障害者の心の叫び 思わず叫びたくなります。

発達障害と診断されてから2年9カ月かかってやっと障害者枠で就労することが出来た。

仕事はいたって単純なパソコン入力やメール便の仕分けなどだ。

しかし、給料はメチャクチャ安い!手取り12万円。

2年10カ月前まで最後に正社員として働いていた紙類のフォークリフトのオペレーターの給料の半分である。大体が障害者枠の給料なんてそんなもんだ。

こんな給料じゃ将来結婚して家庭を持つことなんて遠い夢だ。年老いた両親に養ってもらっている状態だ。本当に自分が情けない

健常者がうらやましい。彼らは仕事はそれなりに責任を取らされて厳しいかもしれないがそこそこいい給料をもらって、かわいい嫁さんと子供がいるだろう。

自分は結婚していたが、結婚しても嫁からはずっと馬鹿にされてきた。自己中心的で、発達障害の事をまるで理解しようともしない

だから、こんな嫁と一緒に生活したくないから弁護士に頼んで離婚してやった。

離婚できたのはいいが、これから結婚もできずに、親が死んだあと一人で生活し、孤独になり、最後は孤独死を迎えるのだろうか?

自分の将来がものすごく不安である。だからものすごくストレスである。

たばこがやめられない

このように、将来に対しての不安が払拭できないでいるのが原因なのだろうか。タバコがやめられない。必ず1日1箱は吸ってしまう。ものすごくイライラしている時なんか1日で1箱半吸ってしまう事がある。完全なニコチン中毒である。体に悪いのは十分に分かっているのに。

やめるには一体どうしたらいいのだろうか?

仕事に行くのが嫌だった

仕事に行くとミスをしたり同僚と馴染めないし、どうせおこられるのが分かっているから仕事に行くのが本当に嫌で、新型うつの症状になったことがある。いまはそんなことがなくなったが、新しく始めた今の障害者枠の仕事でまたミスを連発すると、また解雇されるんじゃないかという不安がぬぐえない

パチンコがやめられない

常にストレスがあるからパチンコが止められない。ストレス発散のつもりでパチンコをしてしまう。

たまに大当たりしたときやたまに大勝ちした時の快感が忘れられないから。特にパチスロ北斗の拳で1万円の投資で20万円儲かった事の記憶が忘れられない。一時期よりもパチンコをしたいという衝動はだいぶ減ったが、一時期、本当にパチンコ依存になって200万円の借金を作ったことがあるのにこれに懲りずに今でも無性にやりたくなることがある。

パチンコなんて時間と金の無駄だという事が分かっていても、どうしてもやめられない

ADHDをはじめとする発達障害を抱える方は何事にもストレスを抱えやすいです。そのストレスによって、発達障害を抱える方はうつや自律神経失調症などの二次障害を引き起こしやすいと言われています。

また発達障害を抱えている方は○○依存症になりやすいと言われています。私も上に書いたようにストレスやたばこなどの依存症があります

発達障害を抱える人は依存症やうつ病等の二次障害にかかりやすい。

発達障害に伴発しやすい二次障害

発達障害を抱えている人は、生理学的・遺伝的要因や周りの人との人間関係といった外的要因によってストレスを抱えやすく以下のような合併症を併発しやすいと言われています。



出典は「発達障害に気づかない大人たち(職場編)星野仁彦著 祥伝社 189ページ」です

上のグラフでもお分かりのように、発達障害を抱えている人は、2次障害や依存症などを併発するリスクがいかに高いかお分かりいただけたでしょうか?

 

発達障害を抱えている子は親から叱られやすい

発達障害を抱えている方は、私もそうでしたが、子供の時から、周りの大人からの評価が低いのです。親をはじめとする周りの大人は常識的な社会的行動を子供にも求めます。いわゆる「いい子」です。「いい子」であることで子供ながらに親や学校の先生などからいい評価を得られます。

発達障害を抱えている子供というのは、電車の中とか人が大勢集まる場所でも勝手にして動き回ったり騒いだりしてとにかく落ち着きがありませんし、勉強にしてみても、本当に自分に興味のある科目しか勉強しません。これでは、テストで万遍なくいい点数を取れるわけありません。

親のいう事を聞かず、いつまでも好きな事をのめり込むようにやっていたり、部屋の中を片付けなかったり、学校の宿題をぎりぎりまでやらなかったり、学校に持っていくものを忘れたりして先生を困らせたりします。また自らの運動神経に見合わない無理をして思わぬけがをしてしまう事があります。

まあ、発達障害を抱えている子はよく言えば天真爛漫なんですが、親にとってみれば、決して「いい子」ではありませんね。

私の幼少時代もそうでした。

幼少期から、人の和に溶け込めず、友達もできず自宅に閉じこもって好きな電車の絵ばかり描いていましたし、小学校に上がってから、鼻水を垂らし学校の机の中が整理できずいつもぐちゃぐちゃでしたから、クラスメートに相手にされずひどいいじめを受けました。

小学生時代から私の自尊心が傷ついたのは言うまでもありません。

発達障害は遺伝するといいますが、親父は、恐らくアスペルガー症候群です。吃音と言ってうまく話せない。話すと言葉がうまく出ず、どもってしまいます。それに自分が子供の頃の話や、若い頃の話等を一方的に話し、会話のキャッチボールがうまく出来ません。自分の趣味(盆栽)に熱中しています。穏やかだが、他人に対して怒る事がうまく出来ません。

おやじがこのありさまだから、私はお袋からよく怒鳴られました。おふくろは不眠症で、神経質。何事に対してもネガティブ。ちょっとした事ですぐに興奮し、すぐに大声を出して怒りだす。何事に対してだらしない僕を心配しているのか、鞄の中身から財布の中身まですべてチェックする。すぐに口を出す。はっきり言ってうっとうしい。過干渉。身の回りのことは自分でやろうとしてるのに。私が離婚して実家に戻ってきて46歳といういい年こいてまで

だから、ものすごくストレスが溜まっています。

発達障害を抱えている人は子供の頃から周りの人からの評価が低く、自己評価や自尊感情が低い

発達障害を抱えている人は、このように親や学校の先生から怒鳴られたり、注意を受けたりします。また学校でクラスメートからひどいいじめを受けたりします。

そのため、自己評価が低くなりがちです。要するに、怒られてばかりであまり褒められたりしないので、何事にもとにかく自信がないのです。

このため、家庭や学校でも、安心できす、誰も信頼できないようになり、過剰なストレスや心理的な苦痛やストレスを抱えてしまう事が多くなります。

なぜ発達障害は二次障害を合併しやすいのか まとめると以下のようになります

             

  • 自己評価、自尊感情が低い
  • 親がネグレスト、虐待などの問題を抱えている
  • 生物学的・遺伝的要因がある

増える「大人の発達障害」と二次症状と依存症

発達障害ある人は成長するにつれてその特性が軽減する場合もありますが、大人になっても残る場合があります。それが最近大きな話題になっている「大人の発達障害」です。

最近になって「大人の発達障害」が増えてきていて、それに伴い発達障害そのものの特性で苦しむばかりか、前述したように二次障害や合併症などに苦しむ人が増えているそうなんです。

背景として「社会構造の変化」が揚げられます。昔なら右肩上がりの経済で、終身雇用・年功序列が当たり前でした。会社に入りさえすれば、会社が定年まで面倒を見てくれる。ところが、長らく不況が続き「成果主義」が導入されました。成果を上げられない社員は容赦なくクビを切られる時代です。

また、社会構造の変化で昔ながらの職人的仕事が減り、発達障害のある方が苦手とする「人とのコミュニケーション」を必要とする仕事が増えてきたのも発達障害を抱える方がますます生きづらさを感じる要因だと思います。

このため、発達障害を抱える人は、学校でも家庭でも職場でも安住の地がないのです。

発達障害と診断されて心が晴れた!

私は、長年にわたって仕事でも家庭でもうまくいきませんでした。発達障害を抱えてながら生きてきて生きづらさを感じてきました(自分ではまさか発達障害とはせんでした)。しかし、発達障害と診断されて

             

  • いままで仕事や家庭生活でうまくいかなかったのは努力が足りなかったり自分の性格のせいではなかったんだ!
  • 脳機能の障害で自分がだめな人間だと卑下することはなかったんだ!
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心のもやもやが一気に晴れました。それまで本当に自分はダメな人間だと思っていましたから。

発達障害と診断されたことにより、それまでのマイナス・ネガティブ思考だったのを自分なりに修正することが出来ました。そうすれば、自分の長所にも目が行くようになり、それを活かして伸ばすにはどうしたらよいかを考えられるようになりました。

発達障害と診断さたことにより、精神障害者福祉手帳を取得でき、障害者枠で就職することもできました。

また、家族にも当初はなかなか理解されませんでしたが、理解を得られて生活面でもサポートを受けています。

発達障害の二次障害を克服するための方法

             

  • 適度な運動、心の底から楽しめる趣味を持つ事
  • パチンコや競馬などのギャンブル等を趣味とする人がいますが、発達障害の人はこれらにのめりこみ易いと言われています。ギャンブルなどのように経済的自己破滅につながるようなストレスは絶対に禁物です。図書館に行って本を読んだり、面白い映画を見たり、スーパー銭湯に行ったりして、なるべくお金を掛けない健全なストレス解消をしましょう。

  • 規則正しい睡眠を心がける
  • 二次障害を予防するためには、規則正しい睡眠は何よりも大切です。睡眠が不足すると、ADHDの特性である不注意、感情の不安定、衝動性、攻撃性はさらに助長することになります。

    私は、障害者枠の仕事を始めるようになってからなるべく早く寝るようにして1日で最低7時間の睡眠をとるようにしています。おかげで、昼間の仕事に集中することができ、眠気もなく、仕事に対してストレスもなくこなすことが出来ています。

  • アルコール・タバコを取りすぎない
  • タバコに関しては、いまだにやめる事が出来ずに、困っているのであまり偉そうなことは言えませんが、タバコに含まれるニコチンと酒に含まれるアルコールは、睡眠効率を下げてうつ病を誘発しやすいと言われています。またアルコールやニコチンには強烈な依存症があって、切らすと禁断症状が現れてそれがまたストレスを生みます。

    私は喫煙者なので、あまり偉そうなことは言えませんが、たばこをやめるように、またタバコを吸っていない人は決して吸わないようにしてください。

  • インターネットやゲームをやりすぎない
  • 発達障害を抱える人(ADHDもアスペルガー症候群にも共通している)は凝り性で、自分の興味関心を持ったものに過集中になります。はまってしまうのです。

    特に危険なのはインターネットやゲームです。発達障害の人はインターネットやゲームにはまりやすいと言われています。はまってしまうと、運動不足になりますし、ほとんど室内に閉じこもってしまいます。こうなりますと日の光を浴びませんし、下手したら昼夜逆転になってしまいます。そうなると生活リズムが狂い、うつ病の引き金を引いてしまいます。

    発達障害の人は、インターネットやゲームをやるのはいいのですが、ほどほどに。

  • バランスのとれた食事をとる
  • 発発達障害を抱えている人は、生活バランスが狂い食生活も乱れがちになります。独身で一人暮らしの方はなかなか食事を管理するのは難しく、インスタント食品やレトルト、外食が多くなると思いますが、注意が必要です。親御さんと同居している方は親に、結婚している方に食事を管理してもらいましょう。食生活が乱れると発達障害を抱える人は依存症やうつ病等の二次障害にかかりやすいので、注意が必要です

  • マイナス思考・ネガティブ思考を止める
  • 発達障害を抱える人は依存症やうつ病等の二次障害にかかりやすいのですが、二次障害を予防するにはこれが一番大切だと思います。なによりメンタルです。決して自分を卑下することなく、「いままで何もできなかったのは発達障害という脳の機能障害のせいなんだ」と開き直ってください。

まとめ 今後の人生でうまく生きるためにストレスをためずにいい意味で開き直っていこう!

私の今後の生き方 発達障害であることに感謝する!

発達障害を抱えながら学校を卒業するまで、何かおかしいと感じながらも生きてきて社会に出たとたんにつまづいた。あちこち首になり、わけのわからない嫁と結婚して、離婚した。結婚していた時に稼いだ給料を嫁の家族にほとんど持っていかれ、無一文の状態で離婚して実家に帰ってきた。発達障害の認定、精神障害者福祉手帳の取得、就労移行事業所の訓練を経て、やっと障害者枠で就職することが出来た。

給料は安く、将来(老後)に不安はあるが、単純な仕事だし、1カ月仕事をやってやっと慣れてきた。残業もないし、同僚たちと馴染むこともできている。仕事が終わったららあとは自分の時間だ。思いっきり好きな音楽を聴いたり、本を読んだりとたっぷりと自分の時間を楽しむことが出来る。

自分が稼いだ給料をなんの苦労もなしで横取りし、「発達障害が身内にいるだけで恥ずかしい」などとわけの分からない事を言っていた鬼嫁とくそばばあ(義母)とは離婚することも出来たから、これからは自分で稼いだ金を自由に使うこともできる。

仕事は単純で、刺激を求めるADHDには物足りないかもしれない。しかし、まだ入社して1月。任せられている仕事はまだほんの一部だ。実はこの会社はいろいろな仕事があって奥が深い。

雇用区分は1年更新の契約社員だが、2年頑張れば正社員にもなれるかもしれない。仕事を習熟すれば、他人の仕事の進捗状況を取りまとめるようになるから、そうなれば複雑なマルチタスクが要求されるようになるが、その分、やりがいも増えてくるだろう。

世の中には発達障害で苦しんでいる人も多い。それが原因でなかなか就職できない人も多いと聞く。しかし自分はいい会社に巡り会えた。

今までの人生、遠回りをしてきた。随分と損をしてきた。しかし、まだまだ人生の半分。これからである。むしろ開き直って「発達障害」でよかったと言いたい。ありがとう。