社会的責任の重大な健常者と自由な発達障害者 どちらがいいのか?考えてみた | よりよく生きるためにADHDと上手に付き合い幸せになる方法

社会的責任の重大な健常者と自由な発達障害者 どちらがいいのか?考えてみた

社会的責任の重大な健常者と自由な発達障害者

こんにちは ADHDのダイスケです。

社会的責任の重大な健常者と自由な発達障害者

自分には2歳下の弟がいます。

私がADHDと広範性発達障害なのに、弟は健常者です。ちなみに、母親は性格が少しヒステリックなところががありますが健常者で、父親は未診断ですがおそらくアスペルガー症候群だろうと思います。同じ親から生まれたとは思えない。

発達障害は遺伝するといいます。兄弟のうち私だけが父親の発達障害を遺伝したのでしょうか?幸運にも?弟は発達障害を受け継がなかったのです。

高給取りで結婚して子供が2人いる幸せな弟と発達障害で苦しむ兄

弟は何回かの転職を経て健康食品の通販の広告を手掛ける会社に勤務し、かなり有能であっという間に昇進し、幹部となり月収40万円ほど貰っていたそうですが、同業他社にヘッドハンティングされたそうです。それ以上の報酬条件を提示されその会社で働いています。

そして高校時代からやっているバンド活動で知り合った女性と結婚して子供が2人います。

弟は家庭を持っているため、会う機会がなかなかないのですが、正月や盆の休みの時に子供と奥さんを連れてきて実家に帰って来て弟と話をします。

土日も家庭サービス 自分の時間がない

話を聞くと、仕事が忙しく、仕事が終わるのがいつも夜の9時か10時。通勤に1時間かかるとして家に着くのが毎日夜11時だそうです。

そして、基本的には勤務は平日なのですが、たまに土曜日も取引先の接待などでせっかくの休みがつぶれる事もあるそうです。そして会社の仕事に拘束されないのは基本的に日曜日ですが、日曜日は日曜日で家族サービスです。

社会的責任の重大な健常者と自由な発達障害者

弟は車を持っているので、日曜日ともなれば毎週のように家族でドライブだそうです。伊豆や福島県、栃木県の日光辺りによく行くそうです。なんでも子供にいい思い出を残してあげたいという親心だそうです。

本当に良きパパです。

発達障害の自分はお金はなくて貧乏だが自由だ!

自分も発達障害と診断される前、名目上健常者結だったころ結婚していて、夜遅くまで働いていた事があった。某建築資材のルートセールスの仕事です。昼間は現場で顧客と打ち合わせ、夕方5時か6時ごろ帰社し、そこから事務作業。毎日午前様だったときがありました。

この会社は売上・利益至上主義で、社員みんななかなか帰らない。早く帰れない雰囲気がありました。

毎日「なんでこんなに毎日夜遅くまで働かなければならないんだ」と思っていて、こんな会社は早く辞めたい」と思っていました。結婚はしていましたが、子供はいませんでしたので「家族のために頑張る」という意識も希薄でした。

その後、何回かの転職を経て、発達障害と診断され、就労移行事業所での職業訓練を経て特例子会社で働いています。

今の会社に入って良かったと思うのは、給料は確かに安いですが、仕事が軽く、会社に行って仕事をして帰って来てもあんまり疲れない事、それと残業がないので自由になれる時間が多いという事です。

発達障害を抱える方でも自らの特性をよく理解して、カバーする自己工夫を行い、一般就労で頑張っている方もいらっしゃいますかと思いますが、私のように障害者枠や特例子会社で働く方も多いと思います。一部を除いて特例子会社や障害者枠での仕事は残業はほとんどなく、定時で仕事が終わる会社がほとんどです。まして休日出勤もほとんどありません。

働くうえで責任の重い健常者よりも我々のような発達障者の方が自由になれる時間が多いと思います。

忙しくて自由になれる時間がない健常者と自由になれる時間が多い発達障害者 どちらがいいの?

しかし、私はたまにしか弟に合わないが、会うととても疲れているように見えます。

平日は夜遅くまで仕事、しかも、せっかくの休みの日も家族サービスをしなければならない。本人はそれで楽しいのだろうが、おせっかいだと自分で思うのですが、「自分の時間がなくてかわいそうだな」と思います。

しかも、弟は自分の家をローンで購入しました。80歳くらいまで返済は続くそうです。

収入が多いとそれなりに贅沢な生活を求めるようになり食費、光熱費はもちろんのこと、家のローンの返済だとか、子供の習い事や塾の月謝、車の維持費等の支払いに追われるようになり、高い収入をもらっている割には家計が苦しく、貯金も残らない家庭が多いそうです。弟の家族も例外ではありません。

私が思うに、弟は「会社と家庭の奴隷だな」と思いました。

弟のような健常者はそれだけ、社会から期待されていて社会的責任も重く、なかなか自分の時間を持てない。家庭を持っていて子供がいたらなおさらだと思います。

家族がいたら養わなければならない。人間として当然の義務です。ですが、私は仕事すら満足にできず、転職を繰り返していて給料はどんどん下がる一方でしたから、子供はいませんでしたが、嫁を満足に養う事は出来ませんでした。

現在は離婚して、寂しいですが仕事以外の自由な時間を楽しんでいます。平日は5時で仕事が終わりだし、土日ももちろん休みです。

弟のように、仕事に家庭にと忙しくなかなか自分の時間が持てないのと、私のように自由な時間が有り余っているのとどちらがいいのでしょうか?

自由になれる時間が多いからできる事にチャレンジしてみよう!私が自由な時間にしている事

発達障害がある方にの中には、「自由である事がかえって不自由になる」方もいらっしゃいます。つまり、自由であることで帰って何をしていいのか分からないという事です。

ですが、そういう方も私が自由な時間にしている事を参考にいろいろな事をしてみたらいかがでしょうか?

  1. 私という人間のいわばアイデンティティであるADHDについて徹底的に知る。
  2. 私が発達障害ADHDと診断されて、ADHDについて徹底的に調べました。その結果、発達障害にはマイナスの特性だけではなく、人生を豊かにするプラスの側面もあることを知り、これからの人生を生きていくうえで大いに勇気づけられています。

    ADHDという障害を学んだ事で自分の特性を見つめ直す事も出来ました。やはり発達障害には、社会生活や日常生活をするうえでどうしても避けられないマイナス面の特性があります。

    そのマイナスを抑えるために自分でどのように職業生活や日常生活で自己工夫すればいいのか、ADHDの事をよく知ることによって考え、実行するようになりました。

      
        

  3. 発達障害や精神障害についてもっと知ってもらいたいためブログを書く
  4. 私が発達障害ADHDであることで、発達障害の事をもっと知ってもらいたくてこのブログを書いて主にTwitterやFacebookに投稿しています。この結果、私のブログを読んでくださる方も大勢出来ましたし、私にコメントを下さり悩みなどを相談してくださる方もできました。

    これは私にとって大きな財産になっています。これは自由な時間がないとなかなか出来ない事です。

    皆さんも、ご自身の体験などをまとめたブログを作ってみてはいかがでしょうか?きっと共感される方がいらっしゃると思いますし、そういう方が増えてくるのは何よりの励みにもなります。

  5. 読書をする
  6. 私は前の記事でも書いた通り、休みの日には図書館に行って、精神障害や発達障害に関する本を読んだり、調べたりしています。離婚したため養わなければならない家族がいるわけではないので、時間がたっぷりあります。そういう時間を自分の価値を高めるように使おうと思います。

      

忙しい人は自分を見失っていないか?

仕事に家庭にと忙しい方は、自分を見つめ直す時間もなく、言い方が悪いですが会社の言いなりになり自分を見失ってしまう恐れがあるのではないでしょうか?

その様な方はこの本を参考にしてみたらいかがでしょうか?

参考記事

下のサイトは世界中の女性から理想の男性像とされるイタリア男性の自分の時間の確保の方法について書かれています。

なんと、イタリア人男性は休日を自分の時間ととらえていて日本にありがちな「家族サービス」等という言葉もないそうです。

興味があったらご覧ください。

休日は家族サービスナシ!?自分の時間をしっかり確保しているイタリア男性の時間術

まとめ

自由な時間がいくら多くったって、何もせずボーっとしているだけでは時間の浪費です。開いている時間に自分を高める努力をすることが大切だと思います。

私の弟のように、愛する家族がいて、家族のために一生懸命働くのはとてもいい事です。仕事が中心で家庭を顧みないお父さんが多い中で、平日も夜遅くまで仕事をして土日の貴重な休みを家族のために捧げるというのも、愛する家族があってこそです。

まして、会社あるいは社会から高く評価されて高い報酬を得る。これはその人に高い価値があると認められているという事です。私は素晴らしい事だと思いますし、否定しません。

しかし、休みの日にゆっくりと寝てる暇もなくドライブだとか公園で子供と遊ぶとかしている弟の話を聞いてみると子供を持ったことのない私からみるといささか気の毒になってきます。

健常者の方を羨む気持ちも正直少しあります。

ただ、兄として言わせてもらうと、家族のために頑張りすぎて倒れてしまうのではないかと心配です。果たしてそれが幸せなんだろうか?

参考記事

経済学の観点から障害者の賃金がなぜ安いのか どうすれば上がるのか考えてみた

ただし、健常者の方全てが社会的責任が高いとは限りません。労働環境の激変で非正規労働者が増えていますから

この問題について皆様のご意見をお聞かせください。

スポンサードリンク