発達障害のあるパートナーと離婚せずに円満な家庭生活を送る方法を考える | よりよく生きるためにADHDと上手に付き合い幸せになる方法

発達障害のあるパートナーと離婚せずに円満な家庭生活を送る方法を考える

こんにちは!ADHDのダイスケです。

発達障害のあるパートナーと離婚せずに円満な家庭生活を送る方法を考える

私は発達障害ADHDがありながら、生意気にも結婚歴があります。今から考えると私のようなポンコツの男がどうして結婚できたのか不思議ではありますが、結婚していたのは紛れもない事実です。

しかし、やはり発達障害を抱えていると結婚生活を維持するのは難しいのでしょう。離婚してしまいました。

この記事では発達障害のあるパートナーと離婚せずに円満な家庭生活を送る方法を考えようと思います。

なぜ発達障害があると結婚生活がうまくいかないのか

もし、夫婦の一方が定型発達(健常者)で、もう一方が発達障害がある場合、結婚生活を維持するのは大変です。夫婦の一方に発達障害があると離婚率は大変高くなります。特にコミュニケーションを取るのが難しい自閉症スペクトラム障害の場合、離婚率は80%にもなるそうです。

何故大変かというと・・・

  • 発達障害(自閉症スペクトラム障害)があると興味関心の幅が狭くなる。本当に自分が好きな事だけしかやらない。興味がない。パートナーに対しても、我が子に対しても。育児にまるで関心がなく、健常者のパートナーにまかせっきりになる。

    未診断の重い自閉症スペクトラム障害の父を持つ僕の家庭もそうだった。

  • 発達障害(自閉症スペクトラム障害)があると、自分の興味関心がある事だけを一方的に話す。しかもまわりくどい。
    会話のキャッチボールが出来ない。

    したがって、パートナーはその話を適当に相槌を打ちながら聞く羽目になる。全然会話を楽しむ事が出来ない。

    次第に夫婦間の会話が減っていく。

  • 発達障害(自閉症スペクトラム障害)があると相手の立場になって考える事が出来ない。自分以外の人の気持ちが分からない。想像力が弱い。(うちの父親がそう)

  • 発達障害(ADHD)があると衝動性が強く、すぐに結果を求めてしまう。ギャンブルやインターネット、浪費などにはまりやすく依存しやすい傾向がある。

    (自分も結婚していた時パチンコが止められなくほとんど依存症状態だった)そのため家計に重大な影響を与えてしまう

  • 発達障害(ADHD)があると、モノの整理が苦手でどこになにがあるか分からなくぐちゃぐちゃになり、パートナーにとってはその後始末が大変になる。

そのほか、ADHDのある人は忘れ物や非常に多かったりするので、パートナーにとっては、忘れ物をさせないように「これはちゃんと持った?」などといちいち注意しなければならないので、これが非常にめんどくさいというのです。(別れた嫁や自分の母がそうです)

また発達障害があると仕事もうまくいかない場合が多く、たいていの場合長く続かず自分からやめてしまったりクビになったりして職を転々とする事になってしまいます。

夫婦のどちらかに発達障害があると、このように家庭生活に支障をきたす場合が多く、パートナーに我慢を強いる事になります。しだいに我慢しきれなくなります。

そして健常者の方が離婚を切り出すという事になってしまいます。

相手が発達障害かどうか結婚前にわからなかったのか?

ならば、結婚する前の付き合っている段階で相手の事がわからなかったのか思いますが、それには理由があります。

現在は発達障害について世の中に認知されてきて、若い世代を中心に発達障害の特性が日常生活や社会生活に支障をきたすことが多いという事が広く知られるようになりました。(きちんと自己認識して投薬治療やソーシャルスキルトレーニングなどの治療を行えば、その支障は軽減されます!)

しかし、発達障害の事が世の中に広く浸透されてきたのはここ10年くらいでしょうか。それ以前は発達障害という言葉は知っていても、具体的にどういう状態だというのは皆さんよくお分かりになっていなかったのではないでしょうか?

そのため、現在の40代より上の世代は、夫婦どちらかが発達障害があっても、それは性格の問題で、「意識して努力すれば治る」と思われていました。

自分の場合も、その当時は発達障害なんて知らず、仕事がなかなか覚えられなかったり、会社で人間関係がうまく作れずクビになったり自分から会社を辞めてしまったりして自分でなにかおかしいと思うところがあってもそれは性格のせいで、結婚すればその責任感で治るだろうと思っていました。

とにかく悲惨だった私の結婚生活

健常者と発達障害の夫婦の場合、健常者の方が我慢しきれなくなって離婚を切り出すケースが多いと書きましたが私の場合は逆でした。

発達障害がある私の結婚生活は悲惨そのものでした。何故なら発達障害に理解のあるパートナーに恵まれなかったことです。

発達障害のある人が、発達障害に対しての理解や知識がないパートナーと結婚したらどんな事になるのだろう。それを身をもって体験しました。まずは、どんな女性とどのようにして知り合ったか書いてみたいと思います。

知り合ったきっかけ

私は、結婚するまで女性とお付き合いした事がありませんでした。小中高校生時代は男女共学で女性が多数いる環境だったのにも関わらず、女性に対してオクテで、好きな人がいても声をかける事もできませんでした。

大学を卒業して、職を転々としていましたが、就職した会社すべてがボーナスもある普通の一般企業でしたので、そこそこの給料も得ていたし、そこそこの貯金もできました。あと、なにかとうるさい親から一刻も早く自立したいという思いが強かったのです。

それには、将来結婚も考えてくれる彼女といか恋人の存在がどうしても必要でした。それに、女性と付き合ったことのない私にとって「女性と付き合う」という事はどんなものなのか早く知りたかったのです。当時は彼女が欲しくてどうしようもありませんでした。

私が結婚する事になった女性と知り合うきっかけとなったのが、物々交換する仲間を集う雑誌「じゃマール」でした。

当時はインターネットがあまり普及しておらず、出会いのきっかけとなるのが雑誌いわゆる文字媒体でした。この雑誌に彼氏・彼女を募集するコーナーがあり、そこに顔写真を載せて彼女になってくれる女性を募集したところ、全国から6人の女性から手紙が来ました。

その中で、一番近いところに住んでいる女性を選び、何度か手紙のやり取りをして、会いました。

会ってみて明るく話も合い楽しかったので、付き合う事になりました。仕事が休みの度にデートを重ねました。東京のお台場やディズニーランド、地元のゲームセンターやスーパー銭湯など、いろいろなところにデートに行きました。

人生で初めて女性と付き合う事になったのでもう舞い上がってしまい、生活力もないのに結婚を意識するようになりました。相手も自分を結婚を前途に付き合っている感じです。

マスオさん婚

付き合いを重ねていくうちに、どちらともなく「結婚しよう」という事になりました。ただし、私が彼女の家に同居するいわゆるマスオさん婚 が絶対条件だったのです。

マスオさん婚が絶対条件というのも、彼女が前回の結婚生活の時に元夫とうまくいかずに性的交渉がなかったり、自閉癖があり趣味のパソコンいじりにばかり熱中したりして家庭を顧みる事がなかったので、親の「別れて帰って来なさい」という指示に従って離婚したそうです。

元嫁の別れた旦那というのは直接の面識はありませんが、話を聞く限り、この人も発達障害(自閉症スペクトラム障害)があると思います。

私と結婚してからも自分たちの家に住まわせるという事は、親にとって目の届くところに娘がいて管理できるという事だと思います。世間一般にして見れば、結婚するということは親から独立するですが、いくら離婚したからといって別の男と再び結婚する際、自分の管理下に置こうとするという事は、子離れが出来ないという事です。この親子にも問題はあったのかもしれません。

私にとって相手の女性の家に同居するということは、家賃は払わなくて済むし、経済的にも助かるので、この条件に飛びついてしまいました。話が合うだけで、たいして付き合いもなく相手の女性の性格や家庭環境についてよく考えずに結婚を決めてしまいました。

これが、後先もろくに考えないで行動してしまうADHDの衝動性の表れで、これが悲惨な結婚生活の始まりでした。

結婚後の悲惨な生活

結婚後の生活はとにかく悲惨でして、その時は一般枠で会社を転々としていましたが普通に正社員として働いていました。給料は大体23万円から25万円位はもらっていたでしょうか。

しかし、その中から私が自由に使える小遣いとしてもらえるお金は月3万円。あとは全部嫁の家に入れなければなりませんでした。元嫁の家に住んでいたため、義理の父母と同居していましたが、義母がとにかく金に汚く、元公務員で高い年金をもらっていたにもかからず私の事をタダの金づるとしか見ていないようでした。

あと、冬になると部屋にある暖房を使わせてもらえず、とにかく寒かったので部屋にいられませんでした。理由は暖房費がかかってしまう問う事です。

また、元嫁と義母がいつもべったり。どこに行くのも一緒。家の中でも常に一緒。私は自分の部屋で一人寂しく時間を過ごすか仕方なく仕事以外の日はどこかへ出かけるしかありませんでした

あと、月1回くらいの土日、年末年始、お盆、ゴールデンウイークの期間中は必ず実家に帰れと言われました。

発達障害のあるパートナーと離婚せずに円満な家庭生活を送る方法を考える

  1. 絶対に親と同居してはならない
  2. 発達障害のある方が結婚した場合。絶対に親と同居はしてはいけません。

    結婚した先で住んだ嫁の家には、嫁とその父母がいました。特にこの義理の母の存在が私にとっては悪魔のようでした。

    現在は発達障害という概念が広く知られるようになり、若い世代を中心に発達障害に理解を示す親御さんが増えてきましたが、年配の世代には、発達障害というものを知らない。発達障害に対して理解を示さない、あるいは「障害」というだけで拒絶反応を示し「人間の屑」というように偏見を持ってしまう人が多いと思います。

    片付けが苦手だとか、言動において空気が読めない、忘れ物や失くしものが多い、金銭管理が苦手だといった発達障害の特性からくる言動は、先天的な脳機能障害が原因で、本人が意識せずとも自然に出てしまうのですが、同居していた義母はまるっきりこれが理解できず、ただ次のように言うだけでした。

    「だらしがない」

    「実家で親からろくなしつけをされなかった」

    「3歳児よりだらしがない」

    私が発達障害と診断されてからも次のように言われました。

    当時私は一般枠(通常)での就職を考えておりましたが、いろいろ調べてみると障害者雇用というのがありいろいろな配慮を受けながら働ける事を知りました。

    私は当時44歳ということもあり、今後、定年まで安心して働きたいのです。しかし、妻と義母は障害者枠を使っての再就職に大反対したのです。

    何故反対しているのか

    障害者枠で就職することは自分が障害者であることを世間に公表するもので、世間様から偏見を受けやすくなる」などと言います。

    当時、投薬治療を行っていて治療前に比べれば幾分症状が和らいでいたのですが、発達障害は一生治ることはありません。それなのに「治療前と比べて目つきがよくなって普通の人と変わりない」「表情がよくなった」などと言って一般就職だけを勧め、頑として障害者枠での再就職を認めようとしません。これは目先の利益だけを追求し、私の特性や将来など一切考慮しようと思ってないからだとおもいます。

    また次のようにも・・・

    あなたは障害者ではない。普通の人だ

    障害者になって甘えているだけだ。逃げているだけだ

    お前は障害者だ。障害者は障害者らしくしていろ

    挙句の果てには・・・

    身内に障害者がいるなんてご近所や親せきの人に恥ずかしい

    などと言われ、こんな理解のない家族と一緒に住んでも仕方がないな、この家に住んでいても自分は決して幸せになれないと思って離婚を決意しました。

  3. 発達障害の特性で生じる家庭生活の不具合を治すために一緒になって考えてくれるパートナーの存在が絶対不可欠
  4. 発達障害のある人は結婚前の付き合っている段階で「自分はこういう人間だ」と自分の発達障害のことを告白し、相手に対して理解を求める事が絶対に必要だと思います。

    相手がそれを理解して認めてくれればきっと結婚生活はうまくいくでしょう。

    私はADHDですが、もし、もう一度結婚する機会があるとしたら私の特性を理解し一緒になって考えてくれるパートナーに出会いたいと思います。たとえば一緒になって部屋を片付けてくれるとか、忘れ物をしないようにするにはどうしたらいいか一緒になって考えてくれるパートナー考え行動してくれるパートナーです。

  5. パートナーが自閉症スペクトラム障害なら夫婦間の普通の会話は諦める
  6. パートナーが自閉症スペクトラム障害の場合、夫婦間の普通の会話は諦めるべきです。当事者に普通の会話を求めるのは酷です。特性上自分の関心の持った事しか話さいからです。

    自閉症スペクトラム障害のあるパートナーに対しては働いていて給料を入れてもらう事だけを考えて、あとは好きな事を好きなだけさせましょう。

    家族の事を顧みないで好きな事ばかりやっていると注意したりするとかえって逆ギレされてよけい話がややこしくなったりします。ほっとく方が家庭生活を円滑にするコツです。

  7. 自分でも出来る工夫をする
  8. 発達障害と診断される前はなにかおかしいと自分ではうすうす気がついているのですが、具体的になにが原因なのか分からないため、自分では対策のしようがありません。

    しかし、診断されたらそれは性格ではなく脳の機能障害で脳の発達が凸凹していて出来る事と出来ない事が激しすぎるのです。まずは家庭内において出来る事から始めてみましょう。

    ADHDも自閉症スペクトラム障害もこだわりの深さには違いがありますが、両者とも好きな事に対してはものすごく集中する特性があります。

    共通する趣味を持つのもいいですし、掃除や洗濯、料理といった家事に興味や関心を持ったらそれにのめり込むといったら言い過ぎかもしれませんが集中すると思います。そしたらパートナーにとって大助かりです。

    そういう風に仕向けるのも健常者のパートナーの役目であり夫婦生活が円満になるコツです。

    (うちも父親が若い時、普通の会話は出来ないが、母が父に家事をさせていて父は家事が好きになったのか自分から進んでやるようになった)

まとめ

夫婦どちらかが発達障害があってそれが原因で分かれてしまうのも、もったいない事だと思います。せっかく全くの赤の他人が何かの縁で結婚したのですから出来れば離婚なんかしないでずっと家族として仲良く暮らしたいものです。

私は離婚してしまいましたが、離婚した当初はあんな理解のない家から逃れられてよかったと思っていましたが、今ではしがない中年のバツイチの独り身です。

寂しくてしょうがありません。今後老後を迎え一人寂しく誰にも看取られず死んでいくのかと考えています。

思い返してみれば、発達障害があるので、向こうの家族にしてみれば極度にだらしなく映ったのかもしれませんし、こんなやつと一緒にいたくないと思ったのでしょう。

もし、今後何かの縁で結婚できる機会があったら、こんどこそ嫌われず結婚生活を長く維持したいと思います。(自分の特性も十分承知しているので)